試験片加工

試験片加工とは

試験片加工とは、材料の性質を正確に評価するため、原材料を規定の形状や寸法に合わせて加工し、試験に適した状態に仕上げる工程のことです。通常は、まず原材料から試験片のおおよその形を切り出し、その後、精密な寸法や表面品質を得るために研削などの仕上げ加工を行います。このような加工工程は、材料の引張強度、硬度、粘り強さ、破壊に対する抵抗力などを正確に測定するために欠かせません。また、ASTM、ISO、JISといった各種規格に従って作業を進めることで、試験結果の信頼性と再現性を保証します。

試験片加工に長年の実績とノウハウ

 

試験片加工サンプル

お客様よりお預かりした素材(多くは新素材)から試験片として加工切り出しを行い、性能等の試験を行います。試験に関してはお客様側、もしくは弊社にて行います。新しい素材がほとんどのため、素材に適した加工条件等を弊社で独自に導き出し、試験片として切り出します。セラミック・カーボン、レアメタル等ありとあらゆる素材の試験片の加工にノウハウがあり、しっかりとした測定設備を揃えているため安定した製品提供が可能です。また、TEM用サンプル等で、今後は薄板にする技術が重要と考え、片面鏡面技術を追求しています。
加工例
1.SiC  30μm ×50mm×4mm
2.Si  50μm ×φ76.2mm
3.石英ガラス  50μm ×φ76.2mm

様々な性能試験用の試験片加工に対応

引張り試験・疲労試験・摩耗試験・腐食試験・衝撃試験
など試験内容に応じた試験片の作成が可能です。

測定風景

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